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タイ南部に3つの海外事務所を開所,タイ国立研究所との連携も展開

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11月5日,タイのプリンスオブソンクラ大学(PSU)およびタイ国立遺伝子生命工学研究センター(BIOTEC)の共同施設であるエビ遺伝改善センター(SGIC)を活用した研究?学生交流を推進するため,本学,PSU,BIOTECの三者間で大学間国際交流協定を締結しました。

また,本学のタイ南部での研究?教育活動の拠点として,PSUのハジャイ,スラタニ,プーケットの3つのキャンパス内に金沢大学リエゾンオフィス(海外事務所)を開所しました。さらに,本学角間キャンパス自然科学2号館6階地球社会基盤学系研究室内に,PSU金沢事務所を開所し,5日にPSUスラタニキャンパスで合同調印式を挙行しました。

調印式では,本学の山崎光悦学長,大谷吉生国際担当副学長,PSUの二ワット?ケアプラダウ学長,タカーン?ウォンシリチョット国際担当副学長,チャロエン?ナカソン スラタニキャンパス副学長,BIOTECのソンボーン?トラグーンラン所長が調印に臨み,がっちりと握手を交わしました。

7日には,PSUプーケットキャンパスにて本学プーケット事務所開所式も挙行。今後,環境学や生命理工分野を中心とした研究交流のほか,来年3月にはPSUでの海外初心者向け留学「ファーストステッププログラム」の実施も予定されています。これを契機に,タイ南部の豊かな環境と資源を活用したさらなる学術交流の促進が期待されます。