3月26日に、金沢大学スーパーグローバル大学創成支援事業　第2回KU-GLOCSシンポジウム「『金沢大学ブランド』人材育成への挑戦―高大連携で育てるスーパーグローバル人材―」を開催しました。今回のシンポジウムは、なぜ本学が徹底してグローバル化を進めるのかを、高校生や高校教諭、学内外の関係者に直接伝えるとともに、地域にグローバル化の意識を根付かせるものとして、石川県内6つの高校からの協力も得て企画しました。

プログラムでは、教員?在学生の50％以上を外国人?留学生が占める立命館アジア太平洋大学の是永駿学長が特別講演を行い、グローバル化された大学の実例を紹介しました。続いて、本学の柴田正良副学長が、共通教育科目のGS科目への改定やクォーター制の導入、授業科目の英語化（「英語化マニフェスト2016」）、留学プログラム、さらには高大連携の強化も見据えたこれからの入試についてなど、本学のグローバル人材育成に向けての抜本的教育改革について説明を行いました。その後、海外経験をもつ本学の学生3名と高校生3名が、パネルディスカッションとして「スーパーグローバル人材に必要なものとは」をテーマに熱のこもった討議を繰り広げました。

当日は、県内の8つの高校（本学附属高校および県内7つの公立高校）から現役高校生約160名のほか、本学関係者等あわせて約280名が参加し、盛況の内に終了しました。

シンポジウムの後には、パネリストに加え本学の留学経験者や外国人留学生、外国人教員と高校生との交流会も開催しました。参加した高校生は、国際化に関する話のみならず、受験勉強のヒントや大学での勉強、留学についてなど、さまざまな疑問や話題を本学学生らに質問し、交流を深めました。