グローバル社会に向き合う「金沢大学ブランド」の人材を育て,
東アジアの知の拠点を目指す。
金沢大学は,「地域と世界に開かれた教育重視の研究大学」の位置づけをもって改革に取り組むと大学憲章に掲げ,「東アジアの知の拠点」を目指し,グローバル社会の中核となって活躍できる人材の育成に全力を挙げております。平成26年度に採択されたスーパーグローバル大学創成支援事業「徹底した国際化による,グローバル社会を牽引する人材育成と金沢大学ブランドの確立」は,こうした本学の大学改革と教育の国際化を加速度的に進めます。
金沢大学は,平成26年5月,本学が育成する人材像を具体的に示した「金沢大学〈グローバル〉スタンダード(KUGS)」を設定しました。KUGSでは,知識基盤社会における中核的リーダーとして求められる能力?体力?人間力を明示し,それに準拠したカリキュラムを学士課程から大学院課程まで,一貫した教育方針に沿って導入します。また,グローバル化が進む国際社会に積極的に貢献できるよう,世界共通言語である英語によるコミュニケーション力の向上を図ります。そのため,米国タフツ大学の協力のもと,特別教育プログラムを導入します。学生はもとより,教員,職員向けプログラムも実施し,全学を挙げ英語力の強化を図ります。
金沢大学は,本事業を通じて本学が目指す10年後の姿を実現するため,大学一丸となって学内のグローバル化?国際化を進め,「金沢大学モデル」を確立するとともに,北陸,さらには我が国の国際化を牽引して参ります。
本学に関係されるみなさま,ご支援くださるみなさまにおかれましては,本学の取り組みに今後ともご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
2015(平成27)年3月
金沢大学長 山崎 光悦