6月10日,金沢大学は,株式会社農口尚彦研究所(石川県小松市)とのコラボレーションにより,本学学生と共に開発した金沢大学オリジナル日本酒「志(こころざし)」の完成披露記者発表会を,金沢市内のホテルにて実施しました。
本オリジナル日本酒は,先端科学?社会共創推進機構がProject: AERU(※1)の一環として実施した,大学と地域との交流プログラム「雑談のチカラ」(※2)や,同研究所の酒造り見学,有機酒米の田植えに参加した学生プロジェクトメンバーを中心に同研究所と協働し,開発したものです。
記者発表では,篠田隆行学長補佐(地域共創担当)の司会進行のもと,登壇した同研究所と本学からの会見者らが本プロジェクトおよび完成した日本酒についての紹介を行いました。農口杜氏は,本学との協働プロジェクトに対し,「若い方が日本酒に興味を持って,酒造りを学んでくれるのが本当に嬉しい」と語り,瀬戸章文学長補佐(広報?ブランディング担当)から,「本プロジェクトはサステナビリティを追究する活動として今後も継続していく」旨の発表がありました。
記者発表後には別室にてレセプションを行い,参加した関係者らがオリジナル日本酒を試飲しました。学生プロジェクトメンバーに加え,現在取り組みが進められている研究コラボレーションに携わる研究者や学生らが農口杜氏と懇談し,今後の展開について意見交換を行いました。
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※1「Project: AERU」
学生同士,学生と地域の「出会いと学び」の機会を創出することを目的とし,本学学生を対象に,地域をフィールドとした教育プログラム(正課外)を実施しています。詳細はコチラ
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記者発表会の様子
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学生とのコラボの喜びを語る農口杜氏
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レセプションの様子
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農口杜氏とプロジェクトメンバーら