金沢大学の支援チームKEYPATが石川県立七尾特別支援学校珠洲分校で食育プログラムを実施

掲載日:2025-3-10
ニュース 能登復興 SDGs
  • 3. すべての人に健康と福祉を

 2月27日,災害などにおけるこころのケアを目的とした金沢大学の支援チームKEYPAT(※)は,石川県立七尾特別支援学校珠洲分校を訪問し,高等部の生徒9名や教諭らと「おやつは食事の一部 やさいの入ったからふる2色のパンケーキ」の調理実習を行いました。

 この食育プログラムは,地震発災以降,行えていなかった楽しいイベントを行いたい,栄養バランスを考えた調理実習をすることで,自宅で生徒が1人でも作れる野菜のメニューを増やしたいなどの,珠洲分校の担任教諭?養護教諭のニーズに応え,管理栄養士とともに準備したものです。

 支援チームの管理栄養士が作り方のデモンストレーションをした後,2つの班に分かれて,ニンジンの入ったパンケーキとホウレン草の入ったパンケーキ,コマツ菜のスムージーを作りました。

 当日は,高等部の教諭が5名以上参加し,生徒らが怪我をすることなく上手に調理する姿を見守りながら楽しく食事し,こころと体に優しい時間が過ごせました。

 KEYPATでは,生徒や教諭らのこころのケアや学校コミュニティを支える活動を継続していきます。

(※) “KEYPAT” is an abbreviation of the Kanazawa Educational Yell Psychological Assistance Team.
   “KEYPAT”は災害などによって,こころの不調を抱えることになった方々を支援する金沢大学の全学的チーム(公式)です。
   公認心理師を中心に構成されています。

  • 管理栄養士による説明
  • 調理実習の様子
  • 試食をする生徒ら
  • やさいの入ったからふる2色のパンケーキ
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