11月21日,令和6年度第19回筑波大学朝永振一郎記念「科学の芽」賞の受賞者が発表され,小学生部門で本学附属小学校5年小野千紘さんが,中学生部門で本学附属中学校1年小野遥紀さんがそれぞれ受賞しました。
さらに,「科学の芽」探究賞を,本学附属特別支援学校中学部2年山下奈桜さん他14名が受賞しました。
「科学の芽」賞は,筑波大学の前身の東京教育大学の学長を務めるなど筑波大学にゆかりのある,ノーベル物理学賞を受賞した朝永振一郎博士の功績を称え,後続の若い世代に伝えていくとともに,小?中?高校生を対象に自然や科学への関心と芽を育てることを目的としたコンクールを行い,選ばれた研究成果に授与されるものです。
中でも「科学の芽」探究賞は,これまでの18回の開催の中で一度も中学生部門から選出されておらず,今回の本学附属特別支援学校中学部の受賞は,全国初の快挙となりました。本学附属高等学校科学部の部員も協力して取り組んだ,手取川の環境保全と調査による学習活動の成果が,見事に実を結びました。
「科学の芽」賞各受賞者には,令和6年12月21日(土)に筑波大学で行われる表彰式において,筑波大学長から表彰状および記念品が贈られる予定です。