登録日:2019年11月21日
11月4日,5日の2日間にわたりマカオで開催された,自動制御ロボットによる物体の把持?操りの速さと精度を競う国際的競技会「Robotic Grasping and Manipulation Competition @IROS2019」において,本学から出場したチーム「JAKS」がロジスティクス部門で2位,マニュファクチャリング部門で3位に入賞しました。
この競技会は,ロボット工学分野の国際会議「The 2019 IEEE/RSJ International Conference on Intelligent Robots and Systems (IROS2019)」に併設して実施され,さまざまな国の大学から計10チームが参加して行われました。競技は3つの部門で構成され,物流倉庫での製品の仕分け作業を模擬したロジスティクス部門,日常空間での給仕作業を模擬したサービスロボット部門,製造現場での製品の組み立て作業を模擬したマニュファクチャリング部門からなります。
理工研究域フロンティア工学系の辻徳生准教授,渡邊哲陽教授,鈴木陽介助教の研究室に所属する学類生?大学院生を中心としたチーム「JAKS」は,画像センサーで撮影した映像から物品を掴み上げるためのロボットの軌道を自動計算する手法や,ネジをネジ穴に差し込むための適切な力加減をロボットで再現する方策など,研究室で学んだ技術を生かして競技に取り組みました。
表彰を受ける「JAKS」(右から2~5番目の4名)