11月16日,先端科学?社会共創推進機構は,金沢市内において北陸4大学連携まちなかセミナー(※)「ウェルビーイングな社会構築に向けて」を実施し,一般市民や学内関係者など約20名が参加しました。
はじめに,富山大学の関根道和副学長が「働く人のウェルビーイング:日英共同研究の結果から」と題して講演し,公務員を対象とした調査結果をもとに,仕事に対する満足度やストレスの要因,満足度を高めるための方法やその重要性について解説しました。続いて,株式会社地域創生Coデザイン研究所コンサルティング事業部の渋谷勝也担当部長が「Well-being指標を活用したこれからの地域づくり」と題し,Well-being指標の概要や,その指標を用いた地域づくりの事例を紹介しました。その後,先端科学?社会共創推進機構の篠田隆行教授によるファシリテートの下,関根氏と渋谷氏によるトークセッションを行い,参加者からの質問に応じながら職場環境に関するウェルビーイングなどをテーマに討論しました。トークセッションでは「ウェルビーイングに関する数値に囚われず,それを活用していくこと」「地域の多様なステークホルダーを巻き込んでいくこと」の必要性が登壇者から語られ,参加者はそれらの言葉に共感していました。
※北陸4大学連携まちなかセミナー
北陸地区の森林舞会_pt老虎机游戏-【亚洲最大娱乐平台】@(金沢大学,北陸先端科学技術大学院大学,富山大学,福井大学)が連携する北陸地区国立大学連携協議会が,地域の多彩な生涯学習ニーズに応えるために平成15年から毎年実施しており,今年度本学が主催する金沢会場では,先端科学?社会共創推進機構の篠田教授がコーディネーターを務めました。
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トークセッションの様子 -
講演する富山大学の関根副学長 -
講演する渋谷氏