学域学類制の特長

自分の先へ,世界の先へ。未来をつくる,ひとになる

学域学類制 入学から卒業まで,これまでよりはるかに柔軟に,そして自在に学ぶことが可能です。もっと自由に,もっと深く―ここには,あなたの未来につながる主体的な「学びのメニュー」がそろっています。

特長1.「学類」という幅広い枠組みでの入学

入学の基本的な単位を「学類」とすることで,これまでの「学部?学科」よりも幅広い,大きな枠組みでの大学生活スタートとなります。そこで学びの基礎を固めつつ,自分が本当にやりたいテーマを探していくことができます。入学するときに何を自分のテーマにするか,必ずしも決め込む必要がなくなります。なお,医薬保健学域の保健学類では,コース別の入試となります。

特長2. 基礎を学んでから専門領域を決める「経過選択制」

人間社会学域や理工学域では主に2年目に,ひとりひとりが自分の志望や適性に合わせて専門領域(コース)を決めます。医薬保健学域では,薬学類か創薬科学類かの選択を,3年後期に行います。この「経過選択制」によって,基礎基本を学びながら,ゆっくりと,じっくりと,自分のテーマを選んでいくことができます。なお,医薬保健学域の医学類と保健学類では,資格取得の関係から「経過選択制」を採り入れていません。

特長3. 学びの核となる「コア?カリキュラム」複眼で学ぶ「主専攻?副専攻制」

それぞれの学類?コースにおける必要最小限の科目を「コア?カリキュラム」として整備し,学びの核をまずつくります。さらに,「主専攻」に加えて興味関心のある「副専攻」を,ひとりひとりが主体的に選んで自分の学びを広げ,深めます。このような学際的,横断的な学びによって,視野が広がり,柔軟な発想力や応用力が鍛えられます。

特長4. 3学域のすべてで「新しい研究と教育」にチャレンジ

いまの世の中の課題を解決し,大学としての使命を果たすために,すべての学域で新たなテーマにチャレンジします。
人間社会学域では,「地域創造学類」と「国際学類」を設け,地域社会,国際社会の厳しい現実を見つめて,みずから改革していくリーダーを育てます。理工学域では,平成30年度の学類再編により,フロンティア工学類や生命理工学類などの新学類を設置。各学類での学びを通して新たな知の融合を目指し,社会からの要請に応えるすぐれた人材や最先端の研究成果を生み出します。医薬保健学域では,それぞれの専門性をベースにチームで学ぶ「コメディカル教育」を4つの学類の連携によって実施し,全人的医療を担う人間性豊かなメディカルスタッフを育成します。
この他にも,学域?学類のダイナミックな交流のもと,未来志向の研究に積極的に取り組み,質の高い学びを提供していきます。